改めて、もう一度

実は照明というものは、現代の皆さまの暮らしにとって一番と言ってもいいほど重要な役割を持つ道具の一つ。
光が暮らしに与える影響は非常に大きく、人々は昔から光をうまく生活に取り入れようと様々な道具を作ってきました。
その形状や設置場所は他の家具には類を見ないほどに多種多様。
用途や環境によって大きく変わり、天井に配置する唯一の家具と言っても過言ではない存在です。

焚き火に始まり、器具としての灯りに変わった今、その在り方というものはまだまだ未成熟なように感じます。
灯りとは何か。便利さとは、美しさとは、心地良さとは。

そんな実体のない光をとらえ、暮らしに寄り添うかたちを提案いたします。
今日この日から、皆さんが暮らしの明かりに興味を持っていただけると何よりです。

私たちは照明を「体感」するものだと考えております。
そこから放たれる光、その元で皆さんが暮らしている。

味に好みがあるように、あかりにもまた人それぞれの好みがあります。
隅々までくまなく明るい方がいいのか、少し落ち着く控えめな明るさがいいのか。
朝日のような白い光がいいのか、夕暮れや炎のような赤い光がいいのか。

あなたが暮らすその空間は、誰よりもあなた自身の心地よさを頼りに選んでいただければと思います。
そして私たちの照明を通して、それを導き出すお手伝いをさせていただければ幸いです。

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